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ぽけっとまつりを終えて

 6日土曜日、外は雨。でもぽけっとの中は笑顔でいっぱいでした!雨の中小さなお子さんを連れて歩くのはたいへんなことだと思います。そんな中大勢の方が参加してくださり、とても嬉しく思いました。またフリーマーケットや手作りおやつの出店に協力してくださったみなさんも、悪天候の中での搬入はたいへんでしたが、ほんとうにご苦労様でした。今回のおまつりは、みんなが参加できて楽しめる運動遊びを取り入れた内容でしたが、最初の内あちこちで「お祭りはどこ?」という子どもたちの声が・・・。そうですよね。わた菓子や焼きそば、くじ引きや金魚すくい・・・お祭りっていったらそんな雰囲気を期待してしまうでしょう。これは反省!
 プログラムにあった玉入れやしっぽとり、じゃんけん列車は、お父さんやお母さんもたくさん盛り上げてくださいました。じゃんけん列車で勝ったのに、小さなお友だちに先頭を譲ってあげたお兄ちゃんの姿もありました。異年齢の関わりで生まれた思いやりですね。いつもガマンはつらいけど、こんなときは喜ばせてあげようというサービス精神かしら。おまつりを盛り上げるのにひと役買ってくれたようです。優勝したお子さんは嬉しそうでしたね。その表情が印象的でした。
 アルゴリズム行進は先生たちの練習の成果も空しく…ビシッと決めるつもりが笑いを誘ってしまいました…ジンギスカンはちょっと決まったかしら?それにしても子どもたちのリズム感、ノリの良さには感心しました。そして何といってもいつも親しんでいるアンパンマン体操はやっぱりイキイキしていましたね。
 最後のプログラムでは、親子で、またみなさんとお顔を合わせながらのふれあい遊びでしたが、小さなお友だちも、お兄さんやお姉さんに引かれながら落ち着いて楽しんでいましたね。あんなに小さくても、みんなと一緒だと楽しいな、なんだか気持ちがいいな、と感じてくれたのかな。その様子には感動を覚えたほどです。
 今回のおまつりも、参加してくださるみなさんのあたたかいお心遣いによって成功し、子どもたちの笑顔をいっぱいにしてくださったのだと思っています。
 おまつりの始めのご挨拶でも紹介したエピソードですが、もうすぐ2歳になるふたりの男の子、TくんとHくんのお話です。
 いつも帰りたくないと駄々をこねてママを困らせるHくんが、その日はルンルンと玄関へ。おや?と思うと「Tくんが一緒だからなんです」とママ。なるほどと納得していたらそのTくんが、自分のお靴より先にHくんのお靴を、それもHくんが履きやすい向きに並べて用意してあげたのです。大人でもいつもできることではありませんよね。こんなに小さくてもお友だちを思う気持ちや心配りができるのです。私も見習わなくちゃ!
 ぽけっとには、小さな感動があふれています。みなさんに感謝しつつ、おまつりの感想を終わりにします。ほんとうにありがとうございました。
 またこの日は通常の広場がないことの広報がなく、せっかく遊びにきてくださったのにそのままお返ししてしまうこともあり、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
 さまざまな反省点を次回に生かして参ります!    ぽけっとセンター長  山浦 彩子


2009/6/9 staff

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